広島カップ

ノーカントリーの広島カップのレビュー・感想・評価

ノーカントリー(2007年製作の映画)
3.9
映画製作の過程で映像に音楽を合わせた途端、“画が立つ“といわれます。
この映画“ノーミュージック“ですがそんなこと関係無いよと言わんばかりに画が立っています。肝心な所もセリフが少ないのでまるでサイレント映画を見つめるように集中させられちゃいます。加えてストーリーも先が予測出来ないので目を離せません。暗い画面の中での微かな光の動き、微妙な黒い人影の動き、これらでも集中力が喚起され緊張感が生まれます。
実に上手い作りです。
身体的痛みを感じない凶悪犯アントン・シガー(ハビエル・バルデム)。無表情で行動予測不能の危険な男。彼はこの先またどこかでスクリーンに現れるのでしょうか?