マッツ・ミケルセン主演のリベンジムービー。
電車事故によって妻を失ったマッツ。
しかし事故は実はギャング絡みの事件だったのでは…と知ったマッツは、学者たちと復讐に乗り出すのだった…という話。
爽快な復讐モノと違い、愛する者の死と向き合い再生する物語でもあるのが特徴かと。
マッツの妻子と事故車両に乗り合わせていた学者とその仲間たちがイイ作品ですね！
彼ら三馬鹿トリオの掛け合いが面白いし、それぞれが過去のトラウマから来る問題を抱えた暗い一面があるなどキャラも立ってます。
主人公もある意味彼らと同類ではありまして、そんな彼が今回の行動を経てどう変化するのかが見ものです。
肝心のアクションですが、マッツ・ミケルセンが銃を構えると、まぁサマになりますなぁ〜
説得力が違いますよ。
クリアリングも綺麗！
ミスなく適切に敵を排除していくシーンは気持ちいいですね！
しかし、ヒューマンドラマ的なパートも多いせいか敵を倒すリベンジムービーとしての爽快感は薄め。
「Mr.ノーバディ」や「ジョン・ウィック」のような豪快なアクションを期待していると評価が下がってしまうかもしれませんが、マッツのアグリーセーター姿で全てが許せてしまうズルい一本！！
