ヘンテコリンなノリの映画でしたが、そこがクセになって面白かったです。
兵士の主人公が派遣中に、電車事故で妻を失います。娘は無事…だけど関係がギクシャク。事故は偶然か？それとも計画されたものか？確率の専門家と共に真相を追いかける…という、ものすごーく、分かりやすくてありそう…なストーリー。
なんですが…！
兎に角登場キャラクターのクセがものすごいw娘以外誰一人普通ではないです。ひとりひとりがクセの固まりみたいなんですが…それが渋滞してないのが凄いです。バックボーンの掘り方も秀逸で、セリフで説明がされるんですが、タイミングが素晴らしくって。ここで分かったら感情の揺さぶりがMAX！ってポイントで明かされます。物質的なアイテムにもアイデアがあります。ちょっとあんまり見たことないカオス具合でした。
ジョークもね…ww独特で。デンマーク映画かな？笑いのタイミングが…「ここでいいの？」っていう。何度か声出ましたが、映画館ではなかなか難しいかも。ズレてるのか心配になる。そんな雰囲気でした。ハマる人はハマるかと。僕は相当面白かったです。
ツッコミどころは沢山あります。特に最後のノーテンキ過ぎるラストには口あんぐりでしたけど、まあ変な映画だし…まあいいか。くらいの感じでした。
