なんで、こんなに心地いい音楽を流し続けられるんだろう！
アンディ・ウィルソンのことば
「言ってしまえば“DJ”は他人の曲を流すに過ぎない
誰だって出来るといえば出来るけど…」
アンディ・ウィルソンのことばを逆説的に噛み締めながら、
Jon Sa Trinxa（ジョン・サ・トリンサ）のミックスを全身全霊で満喫する。
今作の日本語訳を全文掲載し、ミックスのQRコードまで惜しみなく載せてくれるパンフは気が利いている！
今こうしてミックスを聴きながら、脳裏に浮かび上がるのは勿論、映画で繰り広げられたイビサの風景だ。
水平線。
日が昇り、落ちていく間には影まで美しい光景が余すことなく映し出される。
海底を背に、光を感じながらぷかりと浮かぶ身体は海に透けていくようだ。
シュノーケル🤿を口にした形のシルエットが海面で微かに揺れる。
揺れているのは、ジョンの流す音楽に思わずリズムを刻みたくなる私の身体もだ。
ジョンの屈託ない笑顔！チャーミングに響く声。
私も白髪になったらシックなボタニカル柄のシャツを着てみたい。
そしていつかイビサへ行ってみたい✨
最後にパンフからジョンのことばをー
ドキュメンタリーを撮りたいと言われた時どう思った？
「Are you sure（本気か）? 何の変哲もないおっさんを撮るのかい」って思ったよ。
僕は毎日DJっていう好きな事を続けていただけで、それを映画にして面白いのかって。
でもこの映画をきっかけに過去の記憶を辿る旅に出かけられたのはよかった。
あと僕みたいな自由人がいるって事で、ビジーライフを過ごしている現代人がリラックスしてくれるといいな。
