2021年 アメリカ🇺🇸
ゴーストハウス製作のスーパーナチュラル・ホラー
サム・ライミがプロデューサー
どうやら『ヘラクレス』や『チャーリーズ・エンジェル』で脚本をしていたエヴァン・スピリオトポウロスの初監督作品らしいです
聴覚障害の少女が突如、話せるようになり、そして聖母マリアの「お言葉」が聴こえるようになった
売れないジャーナリストが、奇跡を起こすようになった少女を調べていくうちに意外な真相に辿り着く…
なかなかダークな雰囲気で、悪くはないですが、それほど良くもない
宗教的なストーリーですが重々しくはないです
ラスト「真相」が顔を出すのでが…
この辺で急に分かりやすいアメリカ・ホラーなテイストになって自分はちょっと興醒めでした🦈
TVムービーだったら「結構面白い」と思えるレベルです
ですが今のアメリカを見ると現実よりフェイクニュースの方を信じる人達が増えて、しかも古い体制に戻ろうとしている人達が真剣に政権を牛耳ろうとしていたりして
そんな世の中を少しばかり皮肉った作品にも思えました
ジェフリー・ディーン・モーガンが少しばかり男臭さ(フェロモン)を抑えて、しょぼくれたジャーナリスト役で主演しとります
地元の神父にウィリアム・サドラー
バチカンから派遣された司教にケイリー・エルウィスと、かつて「美しすぎるイエス」と話題になったディオゴ・モルガド
なんか役者もテレビだったら豪華な配役
「にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です。」マタイの福音書7章15節
上記の言葉が最後に出てきます
偽者には気をつけましょう