元警官で街の英雄だが、裏では街を悪事で牛耳るデイモン。彼の世話役の女性ビッキーは、デイモンから娘を人質に危険な危険な仕事を強要される。ビッキーはデイモンの要求を呑みながら、事態を打開しようとするが…。アメリカ製のクライムアクション。
良いものを持っているのに、なんか主演作に恵まれないルビー・ローズさん。ライオンズゲート製作でモーガン・フリーマンさんも出演してるので、この作品でそれを払拭出来るかと思いましたが叶わず…。
というかなんで坊主頭なんだろう…新兵に見えてしまう…。彼女自身はビジュアルで売りたくはないんでしょうけど、カワイイのに勿体ないなと思います。
ジョージ・ギャロ監督はここ最近は連続でモーガン・フリーマンさんと仕事をしている。意気投合したのでしょうかね。
前作の「カムバックトゥハリウッド」はまあまあでしたし、古くは「ミッドナイトラン」の脚本を書いた人ですが、今作では謎の映像演出に力を入れるあまり力を発揮出来なかった模様…。
デイモンがビッキーを昔の仕事をさせる流れが非常に強引。信用出来ると言っても彼女を巻き込む理由に説得力が今ひとつ。
バイクアクションとカーアクションが用意されてますが、画角が粗く見づらくて残念でした。
銃撃戦は一方的なもので、特に面白味は無いです。確かに一夜のうちにという疾走感はあるものの、スタイリッシュさと贖罪というテーマがマッチしておらず全体的には残念な結果になってしまいました。
それでも全くつまらないという訳ではなく、クライムアクションとしてはまずまずは楽しめる作品でした。
