ヤンヤンとラムがなんとなく佇まいとか目の感じ(視線?とかで自然と別の人に見えるのすごい
ロックの健常者?として生活している部分と自分がコントロール出来なくなった時の顔つきとか雰囲気がうまくは言えないがグラデーションのように違って、こちらも役者ってすごいなあと初心者の感想を持った
後半ラムとヤンヤンに挟まれながら取り乱すロック、ヤンヤンの「幻で何がいけないの?!」ってのが印象的だったなあ、、
ロックにとってはすごく大切な人が存在しない幻の人で、一般的?な感覚としてはいないものに縋るなんてって思うけど自分を満たしてくれたものが幻であったとして何がいけないんだって思うのもわかる、だって自分を救ってくれていたのはきっと間違いなく事実だろうから
ロックは幻であるということも理解しているけど、その現実に立ち向かえない時があるというか、辛い、苦しい、ってのがあのシーンにめちゃくちゃ詰まっていて少し泣いてしまった。
ロックといようとするラムより距離を置こうとしたロックのが冷静に思えたけど、そういう冷静さと裏腹に止められない衝動があるんかな
ロックより臨床心理士の道を閉ざしてしまいそうだったラムの今後の方がどちらかというと心配になってしまった
そして私的にはあのラストシーンはやはり幻にすぎない、2人のこうだったらいいのに、にしか見えなかった。
でもパンフで監督があのラストは曖昧でいい、本当の結末でも幻の結末でもお互いに想いあった末の、みたいなこと書いてあって腑に落ちた。よかった。
テレンスさんとセシリアさんのインタビューも読み、テレンスさんの
誰かを愛せるか、自分を愛せるか、受け入れられるか、みたいなくだりで
私は総合失調症に関しては無知であるがそういうことだと考えると物語としてはすっと入ってくる部分が多かったな
あと物語とは関係ないがセシリアさんが自分が幸せでいることが役者を続けられる秘訣みたいに書いていて、この方から感じる健やかさってこういうところなのかなー好きだな〜と思った。
ロックとラムがセックスした後の朝にたどたどしい手つきでボタンを閉める描写が優しく幸せな雰囲気にとても感じられてその後の現実が辛すぎた。しかし人にはこういった幸不幸の温度感って沢山日常にあるよな、とも思った。
ところでタイトル出てくるの結構遅くなかったか?いま??
最初はロックの物語かと思いきやどんどんヤンヤンとラムに引き込まれていって感情移入というか、彼女たち視点で考えるようになった
しんどいけど良い作品でした