なんと、7年越しの日本公開らしい。
今回、珍しく予告見なくて、「切ない系の恋愛映画なのかな〜?」ってイメージで行ったんだけど、精神疾患、トラウマ、臨床心理学、家庭環境による個人の形成..などが密接に関わる、とても深くて人によっては重いテーマでした。なので、感想がめちゃくちゃ書きづらいんだけど、思ったこと書きます。
最初は、(自分には然当てはまらない疾患だからというのもあり)うーん難しいなあ...と思ってたんだけど、この作品のテーマは「人を愛するとは」な気がして。
大切だから、好きだから、自分では駄目だ。という気持ちわかるし、愛されたいのに自分の愛し方を知らなかった者同士が、相手からの愛を受けて自分を愛せるようになっていく過程が本当によかった。
これは愛の物語です。
しかもめちゃくちゃ重くて深くてリアルな。相手の欠けているものもぜんぶ受け入れた上で、私は一緒に生きていくよという覚悟が愛だよなあ。本作、"私欲のために自分より一回りも下の女の子を抱く男性"が出てくるんだけど、それと、"今まで愛されたことも愛したこともないけど、精一杯愛する”主人公ロックの対比が辛い&ラムちゃんマジで幸せになれよ..と思った。
「なんで服着せるの?」でラムちゃんが笑ってた理由、幸せだったからだと思うんだよね、私は。
あと、ボタンをかける描写、ラムちゃんの傷ついた故に、埋めてくれるなら誰でもいい!って開きっぱなしになっていた心がちゃんと留められたメタファーだったんじゃないかって、深読みオタクは思います。
重いし深いしけっこう精神力削られた気がするけど、かなり好きだったので、また観るかも。
最後の解釈分かれると思うけど、私はハピエン厨なのでハピエンということにします。