健多郎

マッドストーンの健多郎のレビュー・感想・評価

マッドストーン(1974年製作の映画)
2.5
マッドマックスの原型となったはなし

鑑賞理由もずばりそのまま、マッドマックスの原型ということで観てみました
主人公のストーン刑事が暴走族の仲間に入り、暴走族を狙う暗殺者を探す!
う~ん王道だ、最初に刑事だとバラしたうえで仲間になるのが少し珍しいけども王道だ
アメリカン・ニューシネマ的な映画でしたけど、確かに世界観を発展させたらマッドマックスになりそうな作品でしたね

登場する暴走族や彼らの名前はすこぶるダサい(水虫、ゴミ箱、うしみつ等)ものの、登場するバイクはしっかりカッコよかったのでそこは安心
見ようによっては人物よりバイクが主役みたいなもんですしね
(ちなみに吹替だと葬式屋《アンダーテイカー》の名前が地獄大王になっていて泣けてくるほどダサい)

悲壮感漂うラストシーンはシリアスとギャグの境界スレスレだったな
というか僕は大笑いしてしまいました
そりゃああなるよ、ストーン!
ちゃんと仕事しろよ、ストーン!
健多郎

健多郎