元町映画館の狼蘇山三部作一挙上映で鑑賞。
時代はさかのぼり、明治初期。
あなたは、ある侍の一世一代の切腹を目撃する。
"予算をかけまくった自主映画"という一言に尽きる。
前2作同様、観客に対して分かりやすいものは一切提示せず、ひたすらに監督自身が描きたい表現を突き詰めた作品ゆえに、やはり評価は不能。
三部作を通し、神社の階段を登り続ける渋川清彦さんや、もはや顔すら出ない芋生悠さんなど、ツッコミポイントは多々あるが、ラストの窪塚洋介さんの長回し演説シーンにおける演技で、全て持っていかれる作品だった。
⚠️以下、ネタバレ注意⚠️
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ラストシーンで、等身大S.H.Figuarts"窪塚洋介"の頭部パーツが出てきて、完全に日本版『へレディタリー/継承』だった。
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