さ

スウィートビターキャンディのさのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

小川あんが出るので期待して観にいったけど、こんな家政夫居るわけないだろう。勤め先の家の娘にタメ口とか勝手に娘の部屋にある飴なめるとか、幾らなんでもおかしすぎる。

いつ主人公が自分と彼を重ねたのか意味不明だし、家族が彼を受け入れたタイミングも描かれないまま団欒やってて、理解に苦しむ。

いくら姉に落ち度があるからと言って「オマエ」呼ばわりして即クビにならないのも意味不明。普通、親に告げ口されて終わりだろう。

途中、「映画」の話が出てきて、この映画は何を見せたい作品なのかより分からなくなった。DVDリリースされた映画の主演やるレベルの役者が事件起こして堕ちて家政夫って、設定が極端すぎてついていけない。

大体、彼が家に居た時、主人公が楽しそうだった場面が全然ないので、終盤「私は楽しかった」とか「好きでしょうがない」とか言われても、まったく理解できない。。

心が通った(若しくは主人公の気持ちが彼に対して動いた)と、思しき場面でアコギがかかるのだが、毎度毎度なんでそういう思いに至ったのか謎。

役者陣は素晴らしすぎたし、撮り方も上手いのでホンだけ書き直して欲しい。

小寺さんは脚本の出来不出来が極端すぎる。といっても「さがす」がよかっただけで、「デイアンドナイト」も「過ぎていけ延滞10代」も酷かったけど。

あと....時間軸をイマで挟んで過去を振り返る形式にした意味もよく分からない。
さ