『猿楽町で会いましょう』をきっかけに気になっていた石川瑠華が主演だったので鑑賞。原作漫画は途中まで読んでいる。
まず、主演の2人がすごく良かった！
特に石川瑠華はこういう女の子を演じると、リアルすぎて…
『街の上で』の中田青渚も出ていて、嬉しかった。
中学校時代の青春の話。その頃、自分はどうだったかなと思い返してみると、彼女達とあまりにもかけ離れ過ぎているな〜と。カルチャーショックに近いぐらい。正直、「中学生でこんな事やってんの？」って思ってしまった。もしかして、あの当時、同級生だった人達も似たような事してたのかもって嫌な想像すらしてしまう。
物語の救われなさと自分の中学生の頃の思い出とのギャップで、軽くトラウマ映画になってしまった。
以下、メンタルブレイクしたポイント。(※ネタバレもあるかもしれない)
・磯部の鹿島に対する小梅との行為についての発言と挑発。
・チャラ男達とのカラオケの場面。
・「いつか俺の事は忘れて、何事もなかったように新しい男とセックスするんだろ」的な磯部の拗らせ発言(分からん事もない)
・その磯部がミューズを見つけたときの人格の変化。上の発言をした本人が自覚なく変わっていく感じ。
・ミューズ出現のタイミングの重要性。新しい一歩を踏み出す瞬間に破綻してしまう人生。(やっぱり『バッファロー'66』最高！)
・「キスするなら、一生愛してくれるの？」っていう小梅の発言。(一点の曇りもなく「はい」と言えますか？)
［2021年 145本目］
