夫の不倫に気づいた妻は、不倫漫画を描く。
リアルと妄想が交錯する
巧みなシナリオ、
漫画と実写の絶妙なバランス。
この変わった構成は上手い。
黒木華の微妙な表情、
抑えていながらも怒りや喜びが
見える。
柄本佑のアタフタさは、
可笑しくて、声に出して笑った。
母親役の風吹ジュンは、
相変わらず美しく、
全てを悟った微笑の前では、
ひれ伏すしかない。
スカッとジャパンみたいに、爽快!ととるか、かわいそうにととるかは、観る人の倫理観によるかもね。
クリエイティブな人は、
心を動かされることが、
創作の源だね。
パンフによると、
企画コンテスト
TSUTAYA CREATORS program
2018で、全審査員一致で、
準グランプリとなった企画。
この作品は説明するのが、難しいけど、どんな風に企画書を書いたのか、読んでみたい。