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エンドロールのつづきのkikiのレビュー・感想・評価

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)
3.7
原題:Chhello Show (グジャラート語で、最後のショー)

第95回アカデミー賞インド代表(国際長編映画賞)の、監督の自伝的作品。

“インド版ニューシネマパラダイス” の触れ込みもある本作は、少年が映画に魅了されて映写室に入り込み、映写機の操作を覚えるという点では似ていた。

フィルム映画からデジタル映画への移り変わり、インドの階級制度、自然豊かな田舎町から“発つ”こと…いろんな要素が詰め込まれた内容だった。
母の手料理がどれも美味しそうで食べたくなった。

映画を撮るのではなく映すという意味での映画づくり。
スクリーンへと伸びる一筋の光。
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