エンドロール

エンドロールのつづきのエンドロールのレビュー・感想・評価

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)
3.2
もつひとつのニュー・シネマ・パラダイス。
インド版フェイブルマンズでもあるだろうか、監督自身の少年時代がベースにあるらしい。
何だろう、何かが惜しい…。本編112分⁈体感3時間だった。編集が上手くないのかなー。音楽も劇中劇部分くらいしかなく、テンポを感じづらかったかも。素材は良いのに、本当に惜しい感じがした。時代設定は2010年と台詞にあった、その頃のインド人の生活ぶりもとても興味深かったのに。特にお母さんの手料理!手間ひまかかっていて愛情のこもったお料理はどれも美味しそうだった。
サマイが友達を巻き込んで映画もどきを作るのも、工夫がすごくて舌を巻いた。お客にしてもらえた女の子たち、ラッキーだぞ!
しかし好きが過ぎて一線越えてしまったしな。いくらなんでも、よ…。
あとパパの孤独が辛かった。悪い人じゃないんだけど、不器用なのかなー。