ひめ

クレッシェンド 音楽の架け橋のひめのレビュー・感想・評価

3.5
イスラエルパレスチナ紛争の中に生きる
音楽を志す若者達の話。
葛藤しつつも音楽と、そして人として向き合おうとふる彼らや、彼らの背中を押すマエストロに胸を打たれる。
『音楽で平和に』アートと政治は無関係だと思いたいけど当事者達には超えがたい壁はあるだろう。
『これは歴史じゃなく家族の話』という言葉は印象的だった。
若さゆえの考えの浅さと過ち、そして涙が止まらないラストシーン、ヴィバルディの冬、ボレロ、テレビ等から流れるとこの映画を思い出してしまうほど心に刻まれている。

ウクライナの戦争がはじまり今また考えさせられます。
ひめ

ひめ