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ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールドのKAZUのレビュー・感想・評価

3.8
The Smith ファンとしてはまさに神映画。因みに、私のプロフィールのTOP写真はスミスのフロントマン、モリッシー🇬🇧

1987年ビートルズ以降、英国で最も成功したバンドの一つ「The Smiths」の解散の発表したそのファンの一夜を描いた、スミス版アメリカングラフィッティー、青春群像。

ここ数年スミスの再評価や数々の映画作品でも曲やアートワークが使われてたりで知ってる人も多いと思うけど、よくこんなニッチな層しか受けなそうな作品を作ったなと。部屋にポスターを貼り、高額なレアT Shirtsを買い漁り、レコードも全部揃えてる偏執狂的な全俺が涙したが、一緒に行った友達は曲かかると、目をつぶって音に浸ってた。映画みてないやんか。

ストーリー的には解散の報を聞いたファンの一夜から明け方を描き、スミスファンならずも、80年代の青春群像が好きな人は楽しめるかと。ファッションも当時を映していて見ていて楽しい。スミスファンでは有名なラジオ番組ジャック事件に着想を経ており、スミス追悼をドラマ的に仕立てた久々の音楽映画のヒット作になりました。個人的にシングストリートには及ばずではあるけど、スミスを爆音で久々に聴ける感動も相まり、映画館でぜひ鑑賞してもらいたい作品🇬🇧🇬🇧
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