“ジェイとサイレントボブが主役の映画なんて誰が見るかよ。”
…というベンアフレックのセリフからのカメラ目線でニヤっとするシーンが愛おしすぎる。作中で“fuck”が248回使われているこの映画以外に、ベンアフレックやマッドデイモンをこんな雑に扱う作品を見たことがない。監督でありサイレントボブ役で主演するケヴィンスミスの人脈の賜物。“グッドウィルハンティング”の本人によるオマージュと、ガスヴァンサント監督自身のカメオ出演はB級コメディにしては贅沢すぎる。笑
とりあえずこの映画を観る時は、ケヴィンスミスの過去作である“クラークス”、“モールラッツ”、“チェイシングエイミー”は少なくとも見てないと面白さが半減するので要注意!個人的に“バイオハザード”シリーズでクレアとして有名なアリラターが出演してたのは激アツだった。全体としてめちゃ下らんのだけど、映画好きによる映画好きのための映画って感じだから映画好きは見ろよな!