(痛みを紛らわせる再ログ、その2)
ダグは好きか?
ひさびさに観たけど、やっぱ面白いじゃん!
盗まれた巨大なダイアモンドを巡るタフだけどマヌケな群像劇。CM/PVあがりのガイ・リッチーらしいスピーディな展開と編集が今みても粋、予想外のオチもいい。たしか監督デビュー作「LOCK, STOCK & TWO SMOKING BARRELS」に惚れたブラピが出演を熱望して実現したタッグだったはず。
ベニチオ・デル・トロ、ブラッド・ピット、に、前作から続いて出演のジェイソン・ステイサム、ヴィニー・ジョーンズ、と個性派揃いなキャスティングのうえ、設定上のキャラ立ち具合もいい。評価がイマイチなのはなぜ?笑
パイキーは嫌いだ…、犬のおもちゃのシーン、Massive Attackの「Angel」、水中ダウンシーン、群像劇が収束していくシーケンスなど、忘れられない演出のシーンも多かった。
トニー役スティーブン・グレアム、ソル役のレニー・ジェームズ、ギャング役アラン・フォードと子分役アンディ・ベックウィズも味のある役者だよな。しつこいボリスも笑えた。
ガイ・リッチーはなんだかんだ殆どの作品観てるけど、やっぱ初期の作品が好みだなぁ。