甘口パンダ

天使と悪魔の甘口パンダのレビュー・感想・評価

天使と悪魔(2009年製作の映画)
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展開が目まぐるしく、なかなかに疾走感のある映画だった。あっという間の2時間です。

つまり流れはいいんだろうけど、
登場人物の置かれている状況を
主に早口の会話で説明して
ストーリーが展開するから、
前半は字幕を追うのが大変でした。
字幕の理解に引きずられて、
いまひとつ映画を楽しめなかった。
宗教や歴史への知識のなさが足を引っ張ったかな。

原作を知っていたら何てことないんだろうけど、いきなりこの内容を映画でどうぞだと、ちょっと不親切に感じましたよっ😭
さらには、反物質とか知らんがな。泣
私は自分で考えたい(考える時間が欲しい)のに、ラングドン教授がスイスイ解いていくからそれを見学してる感じ。boooo!

原作未読の方は、予告編とか、ざっくりあらすじ予習しておく方が楽しめるかも。

後半は理解が追いついてくるけど、
役者の知名度で黒幕がわかってしまう悲しさ😭
これ、原作のほうがミステリーとして面白いんだろうなぁ。

もう一つ。
イマイチ楽しめなかったのは、『スポットライト』を観たせいだわ。宗教関係者に対するモヤモヤが私の中で解決されていないと気付きました🥲


とは言え、街並みも教会もとても綺麗でライトアップも素敵。それだけでも映画の価値があるなと思います。私にとっては、ローマバチカンの旧跡名所を観る映画、という感じでした。

旅行、行きたいね〜。行きたい😆
コロナ早くおさまれ〜‼️
甘口パンダ

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