トムハンクス主演の大作ミステリー第2弾。
次期ローマ教皇を決める会議・コンクラーベを前に、有力候補だった4人の司教が誘拐されてしまう事件が発生。バチカンからの要請をうけ、トムハンクス演じる宗教学者の大学教授が事件の解決にのぞむというストーリー。
前作同様、壮大なスケールで描かれるミステリーで、次々に迫りくるタイムリミットと謎解きの連続に、最後まで飽きることなく楽しめた。ミステリーの謎解きに、歴史的建造物や美術品が使われているのも知的好奇心がそそられてグッド。全編にわたる緊迫感は前作を凌駕していたと思うし、意外性のある結末も含めて個人的には前作を上回る面白さだった。