観終わったときの気持ちのよさは、最近観た映画の中で一番でした。
まあ、たまには観客の期待を裏切らないアメリカ映画らしいハッピーエンドも良いよね。」っていうのが最初の感想でした。
多感なティーンエージャーの娘の心の動きが、繊細に描写されていてとても身近な事柄のように伝わってきます。
一つ一つの場面が丁寧に、これぞアメリカといった感じでよく描かれています。厳しい現実も悲壮感が無くて安心して観ることができました。
そうして、父親の後押しで、最後に家族というかけがえのない存在をしっかりと、ギュッと、明瞭に抱きしめて、自己の人生を前進させるその姿が惚れ惚れする良い映画です。
