やっと観れた！（kikiさんいつもありがとうございます🙇♀️）
自分以外の家族みんなが聴覚障害者の主人公ルビー。
そんな彼女が好きなもの、歌。
合唱クラブに入り、先生に出会い、音大へ進学したいと思うようになる。
でも、生活をする上で自分を必要とする家族がいて…なお話。
号泣案件でした。
とりあえず観終わってマスク変えた。
ストーリーももちろん良かったけど、ルビー役のエミリア・ジョーンズの歌声が本当に素敵。
惹き込まれるってこういうことか、というくらい冒頭の船の上での歌声で魅了された。
そこからは彼女の歌のシーンになる度に心の中で拍手。
歌のシーンでいうとやはり印象的なのは2つ。
1つは、音楽会で歌っていてルビーの家族がいるけど彼らには聞こえない、ということを物理的に表現しているところ。
無音になって、無音ってこういうことなのかとその事実を突きつけられる感覚。
周りの観客の反応からルビーの歌声が与える影響を感じ取るくらいしかできない。
このシーンで、「これは映画館で観るべき作品だ」とより強く思った。自宅鑑賞じゃ無音の空間って、生活音が入ってしまったりしてなかなか作れないから。
もう1つは、音大の試験での手話で家族に歌を伝えるところ。
とっても良かった。
この作品の登場人物で、圧倒的に好きなのが先生。
ルビーに才能を感じ、指導してくれるのだけど、彼女の家族が障害者だからと言ってそこに対しては「仕方ない」としないところも含めて好き。
きっと先生に出会えてなかったらルビーはずっとあのままだったと思うし、彼女の心の中にあるものを引き出すきっかけになった。
試験の時とかタイミングが神すぎて。
マイルズとの池？湖？での一時も好きなシーンの1つ。
あの初めてキスするところとか、あの空気感がたまらなくて。
青春だなぁ。いいなぁ。
