コウキ

劇場版 呪術廻戦 0のコウキのレビュー・感想・評価

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)
4.3
愛ほど歪んだ呪いはない。

乙骨憂太は幼なじみの折本梨花が目の前で亡くなったことをきっかけに、梨花の呪いで他者を傷つけてしまうことに苦しんでいた。そんな乙骨の前に五条悟が現れ、呪術高専に入学することになる。そこで仲間たちと出会い、乙骨は「梨花ちゃんの呪いを解き、生きていてもいいという自信をつける」と決意を固める。そんな乙骨たちの前に、最悪の敵夏油が現れ、全面戦争を持ちかける。

乙骨の成長を示す王道の少年漫画展開に加えて、乙骨と梨花の純愛を描くラブストーリー。どうしても比べられがちな劇場版鬼滅の刃と比較しても、こちらの方が一本の映画としての完成度が高く、納まりも良い。

アニメのみの視聴で原作を知らなかったこともあり単純にストーリーを楽しめただけでなく、百鬼夜行での戦闘シーンでは各キャラクターの良さが出ていて素晴らしかった。特にななみん最高でした。

King Gnuの2曲も世界観にマッチした素晴らしい楽曲で、映画館で聞けてよかった。
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