白人警官ともめて殺されたグラフィックデザイナーの黒人男性ジーターが、タイムループに閉じ込められ、何度も殺される恐怖を繰り返すという物語。
テーマは、「ブラック・ライブス・マター」。
ペリーという女の子とご機嫌な一夜を過ごし一服した後に白人男性にぶつかり拗らせている時に警察官に呼び止められ、「所持品を見せろ」と命令され抵抗して道路に押さえつけられ窒息死したグラフィックデザイナーをしてる黒人男性ジーター。
ここから死のループが、始まる。
部屋に荷物を置いて出ても、部屋で料理を作り恋人と過ごしても、金をポケットに入れていても、繰り返し殺される。
エンディングで、今まで警察官に殺害された黒人の名前と殺された時の状況が流れるが、怪しまれる行動をしていないのに警察官に殺害されたケースに驚かさる。
白人警察官の人種差別的偏見や短慮による黒人を殺害する犯罪は、何度も問題になっても繰り返される。
「ブラック・ライブス・マター」について考える入門編と言えるアカデミー賞ノミネートの短編映画。
