このレビューはネタバレを含みます
あらすじをよく確認せぬまま、サムネイルの印象からSFコメディかと早合点し鑑賞…!
当初の期待とは異なる社会派のショートムービーでしたが、繰り返される苦しみというストレートなメッセージに目が離せなかったです。同じ朝を繰り返す、という事象のなかで、主人公が少しずつ現状把握して打開策を模索してく様子に対して、警官は同じ地点から認識が変わる事がない。それはそのまま現実を的確に表してるようにも思えました。どんな手段をとってもこの苦しみは終わらないのでは。でもきっといつか。絶望的ながら希望的表現を含んだ終わり方で、とても考えさせられる作品です。