泡沫

Resurrected(原題)の泡沫のネタバレレビュー・内容・結末

Resurrected(原題)(1989年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ある時まで平凡に過ごしていた主人公(デヴィッド・シューリス)でしたが、戦争に徴集され、出兵し、戦争の悲惨さと残酷さを目の当たりにします。そのせいで戦争前までは順風満帆だった彼女との関係も、それがトラウマのようになり崩れていきます。
その上、当時は戦争に否定的な考えを持つ同僚が少なく、主人公は孤立してしまいます。そのせいでいじめにもあうのですが、そのシーンが戦争よりも残酷に見えてきて凄惨なシーンでした。
最終的には彼女と別れるはめになり、社会でも孤立し、苦悩を抱えます。周りのみんなは喜んでいるのに、自分だけは喜べず、置き去りにされていく少年の様子。それを演じるのは簡単ではなかったと思います。
すごく心に訴えかけてくるような映画でした。
泡沫

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