仮面ライダーを庵野秀明監督がリメイクしたシンシリーズ4作目。
シンシリーズ作品の特徴の原作ファンが喜ぶ遊び心が溢れてる作品。
ただ逆を言うと新規ファンにはそこの遊びは全く響かない。
シンゴジラはその点をクリアしてエンタメ作品として新規の人も巻き込めた。
ただ今作を含むその後のシンシリーズは、単独の映画としての面白さは感じにくい。
スピード感があり戦闘も多い。
しかしダイジェスト感も否めない。
これが30分特撮8話構成とかなら観たいと思えた世界観でした。
画作りもシックで仮面ライダーがちゃんとかっこよかった。
ただ戦闘シーンのカット割が多く、ブレも多かったため、何をしているのか分からなかった。
安っぽいCGや仮面ライダーが野暮ったい肉弾戦をしているのは僕は好みでした。
最初の血だらけの戦闘シーンは最高でしたね。
メインキャスト3人の関係性も良かった。
継承していく物語なんですね。
シンウルトラマンで描けなかった主人公とヒロインの信頼関係を今作は描けてました。
発表されていない大物キャストも驚きがあり、楽しめました。
ただ全体的に期待が大きかった分、映画として盛り上がりに欠ける感じがありました。
映画館で観なかったら最後まで集中して観れなかったかも。
浜辺美波の美しさが際立ってましたね笑
