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女と男のいる舗道のkazunのレビュー・感想・評価

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)
3.0
舞台女優を夢みるナナは家庭を捨て家を出る。アパートを追い出され困窮した彼女は道上で誘われた男に身を売る。

印象的なシーン
・何故後ろ頭ばかり撮る長回し
・ジャンヌ・ダルクの映画を観る
・何故顔に被るアングルで撮る
・風船を膨らます男の子の真似
・喫茶店でおじいの「三銃士」の話
・ラウルにトレードに出される

夫との話から始まるのですが後ろ向きを見せられて、何だろう?と思いました。

後先考えず女優になりたいだけで家出してもうまくいくはず無いのですが、結局娼婦になるしかなくて、哀れでした。

三銃士の話が一番面白かったです。
監督の師匠的な方らしいです。
考えた為に死ぬことになった男の話が伏線になってたのですかね…?
ナナも若い男と出直したいと考えたばかりに悲惨な目に遭います。

インテリ受けを狙ってるみたいな感じで私には分かりづらかったです。
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