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女と男のいる舗道のsonozyのレビュー・感想・評価

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)
4.5
久々のゴダール。
原題:Vivre sa vie / My Life to Live(自分の人生を生きる)
1962年ヴェネツィア国際映画祭でパジネッティ賞と審査員特別賞を受賞。

12景からなる映画。
オープニングからショートカットのアンナ・カリーナの魅力満載。(ゴダールとアンナの結婚後第2作みたいです)

アンナ・カリーナ演じるナナは、娘がいながらダンナと別れ、金に苦労しながら生きる女性です。

2景:レコードショップのアンナ(対面レコードショップ最高)
3景:『裁かるゝジャンヌ』を観て大粒の涙を落とすアンナ
6景:「セラヴィ!」を二度繰り返すアンナ(たまたま『セラヴィ!』を観たばかりだったので嬉しい)
8景:娼婦となり稼ぐアンナ
11景:哲学者ブリス・パランと哲学的な会話をするアンナ(人間はなぜ表現するの?/考えるためさ。的な)
12景:なんで撃たれちゃうの!な悲しいラストシーンのアンナ
・・・すべて美しい。
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