ゴダール謹製、主演は細君と聞くだけでワクワクする自分の反応が面白い。ところが、ふたを開けてみたら畳の上で死ねない女の物語で、ま、ゴダールらしいといえばその通り。
しかし、この女、「ナナ・クランフ…
ゴダール映画は、自分にははやいと毎回感じる。でも今まで観たゴダール映画の中では1番楽しめた。
やっぱ、そっちの世界に踏み入れたら戻ってこれないだな。卑下するつもりはないし、立派な仕事ではあるけどリス…
このレビューはネタバレを含みます
11が面白かった。
カフェであんな哲学的で有意義な話してみたい。人生の運動。私はノロマかも。
話す人生と話さない人生、どちらかを選ぶとどちらかが犠牲になる。
愛は真実であるべきだ。成熟しないと愛は見…
そんなにゴダールを本数多く見てないけどいつもこんな終わりね。
アンナ・カリーナがおしゃれでスタイルよくてきれいでかわいくてこんな娼婦いるのかな?と思う。
最近見たばかりの「裁かるるジャンヌ」が出てき…
ゴダールにまた挑戦。
若き女性ナナの人生を12のエピソードで淡々と描いていく。各回が短くて、「はなればなれに」と比べるとストーリーが理解しやすくすんなり頭に入ってくる。
台本は1ページにエピソー…
序盤のカフェで男女が会話するシーン。
男性の後頭部と女性の鏡越しの目線を写す構図が緻密で素晴らしかった。
このゴダールの作品が後の様々な作品に影響を与えていったという事実だけで感動するし、実際そう…
冒頭、互いの画に映りこまない男と女、その境界を横断してカウンターの向こうを行き交う店員、女の手が男の画にすっとあらわれて鏡に相貌が映る、この時点で魅せられた。生きているみたいなカメラワーク。キスを躱…
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