りょう

そして、バトンは渡されたのりょうのレビュー・感想・評価

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
3.8
原作未読です。

永野芽郁ってほんとに娘にしたい女優No.1だな・・・。映画の公式サイトのコメントにも「お母さんが原作を読んでいて「実写化したら芽郁に演じて欲しい」と言われていた小説だったので、お母さんのためにも自分のためにも絶対にやりたい作品だと思いました。」とあって、ああすごい両親に愛されて育ったんだなと。ヴァージンロードを歩くシーンは普通に泣いた。あんなかわいい娘を嫁に出すのはほんとにいろんな感情が渦巻きそう。勝手に自分が永野芽郁の親だったら、と妄想しました笑

それと石原さとみはとっても濃いので、毎日見るのはこってりしそうですが、たまに無性に見たくなる女優さん、家系ラーメン的な(失礼)。自由奔放なキャラにすごい合っていたし、さらっと貯金の額聞いてきそうな感じもする。

なのですが・・・コロナワクチンの副反応で横になりながら見ていたので、コンディションが悪かったせいか、この映画楽しみにしていたのにイマイチ乗り切れなかった。もちろん、泣かせにきているところはほぼ泣いたけど笑

3人の父親が世間的な感覚と結構かけ離れている人たちなので、共感しづらかったというか・・・。割と理解度高すぎるというか、どんな状況も割と受け入れられる人たちなので、もう少し優子以外の人物の背景を描いてほしかった。
泉ヶ原さんはどうして梨花のようなお金目当てな女にも純粋に対応してあげられるの?とか(映画内では優子のことを本気で愛しているのが分かったから、と言っていたけど・・・)、水戸さんがどうしてもブラジルに行きたいって思ったのはなぜかとか、森宮さんがどうして「父親たるもの」にそこまでこだわるのか、とか。

映画のキャッチコピーとして「もう一度見て、もっと泣く」とある様に、2回目見たら梨花が優子にどういう思いで接していたか、行動していたかを考えながら見ることになると思うので、確かに泣きそうだな・・・。

もっとコンディションいい時に見てみます。
りょう

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