頭わるわるな底辺高校生たちに怒った先生が、生徒の二人を誘拐して特別に授業を行うお話
前半30分はかなりつまらない。不良高校生たちが馬鹿みたいな行動をしたり万引きを犯したりと、話としても成り立っておらずかなりつまらない。しかも映像的にも何だかつまらない。素人が作った低予算個人制作映画を見せられている気分になる。
しかし前半30分を過ぎれば一気に話は急変し、授業と称した拷問が始まってからは前半に比べるとかなり盛り上がってくる。先生が言った単語を10秒以内に辞書で見つけなければ手に釘が打ち付けられるぞ…！っていうハラハラ感や、かなり現実味に溢れてめちゃくちゃ痛そうな釘のシーンなど、そういう映画が好きな人なら満足できるようなシーンが連発する。ゴア映画のように血がシャワーのように吹き出したり内臓が出たりすることはないが、代わりにハンマーで頭をぶっ叩かれたり手に釘を打ち付けられたりと、嫌な痛みが多めである。先生の狂った演技や生徒の痛そうな演技、そして本当に打ち付けているのかと思ってしまうリアルな質感なども相まって、見てるこっちがすごく痛くなる。
あくもでも授業という形なので、先生が授業を行いながら話は進んでいくが、英語力が無いため授業の内容があまり理解できなかったのが残念。リヴァイアサンとか失楽園について話していたような気がするけど、いかんぜん英語力が無いので全くわかりません。しかも日本語のレビューも無いですし…
いつか日本で配給されることを願っときます…
中盤からが面白かっただけに、前半30分が本当につまらなかったのがやっぱり残念
