バーテンダーのアルバイトで生活している女の子フランキー。彼女の趣味は、アートな動画を撮影してSNSにアップすること。でも、いいね！はあまり付かないし、バズった経験もない。ある日、妙に愛嬌があって喋りの上手いイケメンフリーター・リンクと出会った彼女は、リンクのアートに対する演説を何の気なしに撮影しアップ。すると、いきなりバズってしまった。SNSのことは知らないし、スマホすら持っていなかったリンクだが、これをきっかけにフランキーに乗せられ度々動画に出演、SNS依存の現代を皮肉ってみせたところ、ネット世界で話題の存在になってしまう。こうして、リンクが出演、フランキーが監督、そしてフランキーの同僚ジェイクを構成作家にして、仲良し3人組でyoutubeのインフルエンサーに登りつめていくのだが…
「メインストリーム」
以下、ノーワン・ネタバレ。
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コッポラの孫娘が監督を務めた、アンドリュー・ガーフィールド主演作。SNS上での承認欲求が行き過ぎるとどうなるか系の映画で、「スプリー」にも通じる作品。といっても、もはやこのネタは既に古くなっている気がしないでもない。youtubeに抵抗感のあるジジババには「それみたことか」と喝采を送りたくなるかも知れないけど、今の若者は「今さらこんなネタ？」と思うかも。youtubeに全く興味ないからよう知らないけど、人気YouTuberと呼ばれる連中も淘汰されて、イカレた奴はもはや居ないだろうから、この映画は現実味がないかもな。
少なくとも、子供が「将来YouTuberになる」と言い出したら止めたくなる映画なのは確か。ガーフィールドの怪演はそれなりに見ものではあったけど、そもそもyoutubeも見たことなければインスタもツイッターもやっていない俺からしたら「こいつらバカだな」で片付けられる話でした。
