ちろる

わたしの家のちろるのレビュー・感想・評価

わたしの家(2016年製作の映画)
3.5
母→92歳
娘→73歳

娘は母と暮らす道ではなく、自ら老人養護施設で生活する道を選ぶが、家に想い入れがある母は、家を離れることができず娘と養護施設に入ることを拒む。

この母親、しっかりしてそうで少しアルツハイマーであることが分かる瞬間があってゾッとする。
でも娘は老老介護をする自信はないしだからといって無理強いすることもできない。
この数ヶ月先は彼女たちはどうなるのか?
あのまま家で突然倒れて亡くなったとしても、母親はそれで後悔しないのだろう。
最後まで自分らしく生きたい
タバコをぷかぷか吸いたい。
オシャレもしたい・・・
正解は自分しか決められない。

全然他人事ではなく、高齢社会となりつつある日本としては避けられないテーマでした。
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