ちろる

すべてを背負ってのちろるのレビュー・感想・評価

すべてを背負って(2017年製作の映画)
3.5
感受性が強すぎる人のストレスを映像化した作品。

私自身も、母がとても心配するほど感受性が強く、すごく生きづらかったから痛いほどわかる。
大人になって自己防衛身につけてかなり鈍感になったけど、あのままで東京住んでたら生きていけなかったかもなってこれを観て考えたりもした。

人の悪意や言葉の暴力がどれ程までにそこらじゅうに溢れているのか?

感受性が強い人が弱いんじゃないし悪いんじゃない。
これほどまでに悪意が飛び交う社会がおかしいのだ。
誰かのストレスが誰かにぶつけられ、それが連鎖していく。
でも今みたいな混乱した世界だからこそ、他人に優しくなりたいなと思う今日この頃。
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