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The Soul: 繋がれる魂の426のレビュー・感想・評価

The Soul: 繋がれる魂(2021年製作の映画)
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友人から「ウルトラソウル買い物って知ってる?」と聞かれ頭がパニックになった事がある。
百貨店などで突然ウルトラソウルのサビを歌い出し
「そして輝くウルトラソウル、ヘイ!」の「ヘイ!」で指したものを買うというデートらしい。とても楽しそうだ

オカルトミステリートランスジェンダー問題、さまざま要素が入った近未来SFの今作。ミスリードの連発で頭がパニックになるも主役夫婦の車での「去るもの、残されたもの」の台詞で愛の話だと理解でき好きが加速。意識の複製の弊害も「インビンシブルで言っていたものだ!」と複雑な事はわからないが妙に納得。いや〜おもしれぇ。

「夫なら私と同じことをする」

技術が発達していくと倫理的な事が必ず問われる。もちろん抑止力として必要なものだと思うが時には飛び越えなきゃいけない時もあるのだろう。愛はそれを可能にさせるはず。

「目的を達成する上で最も邪魔なのは愛よ」

行くも地獄引くも地獄の究極の二択を迫られた時、愛があるからこそ第三の一手が打てるのではなかろうか。

私は愛を信じて生きたい
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