のんchan

三人の女ののんchanのレビュー・感想・評価

三人の女(1977年製作の映画)
4.1
ロバート・アルトマン監督初鑑賞💫
ちょっと気になる監督なので、今回大量にレンタルしました。自分に合うのかどうかも観なきゃ解らない。今後少しづつアルトマンを挟みながレビューして行きます❗️

何とも変わった雰囲気。
私は嫌いじゃないな〜🥺絶対的に印象に残る❣️
今作はアルトマン監督が、ある夜に見た刺激的な迷宮の夢を元に脚本を書いた作品である。

イングマール・ベルイマンの『仮面/ペルソナ』に影響を受けた作品。私は未鑑賞なので比べられないけど、↑はかなり変わった作品らしいので、好みが分かれるし、難解と思われるかも🤔

タイトルの女3人?となるが、最初は2人が中心に話が進行し、2人がルームシェアするプール付きのアパートの女家主の3人が絡む話。


カリフォルニアの砂漠の中にある老人リハビリ・センターに、テキサスからやって来た田舎者のピンキーという娘。ピンキーは看護師のミリーから仕事を教わる。
ミリーは自意識過剰の気どり屋で周囲から敬遠されているが、ピンキーだけは彼女を慕いルームメイトとして同居生活が始まる。
ある日、ミリーに機嫌を損ねられなじられたピンキーは失意の底でプールに身投げし自殺を図るが未遂となる。記憶を一時失くしてからは人格が一変して、とげとげしい別人になってしまう。そんな2人の住むアパートの女家主は、プールの壁や底、またコンクリートの地面にも常に半獣人のような、いかにも謎めいた絵を描き続けていた。そして臨月となり自宅でミリーに見守られ出産をすることになる(ジャケの絵)
3人の女の運命が絡み合いながら予測もつかない方向に展開していく...


ピンキーはいつもピンクの洋服で少女のような雰囲気から、ガラッと一変する様の演技は凄まじいし、ミリーは細身のモデル風で、洋服から家の中まで全てが黄色。それでもお洒落感が統一されていて可愛いし面白い。
出て来る男はみんながみんな、男って😏って言いたくなるようなヤツばかり...


とりあえず鑑賞1作目は面白く興味深く鑑賞しました✨🙌
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