ぶりりん

三人の女のぶりりんのレビュー・感想・評価

三人の女(1977年製作の映画)
4.4
20年以上昔、夜中のTVで中途半端に見て以来ずっと気になってた作品。
やっとやっとDVD借りられた~(ToT)

記憶にあった通り不気味で不思議な話なんだけど、これは主演のシェリーデュバルとシシースペイセクによるとこ大で、二人の強烈なビジュアルあってこそ。

痛々しい妄想女と心のないサイコ女の描写が情け容赦なくて桐野夏生の小説並みに女に厳しい。しかもどこか滑稽で自分の恥ずかしい面を見せられているよう。

シシー扮するピンキーには近寄りたくないけどシェリー扮するミリーは幸せになってと思わず願ってしまう。何故かいつも車の運転席からスカートはみ出してるし。

三人目の女は傍観者のようで物語のキーパーソンなのかな。
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