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三人の女のotomのネタバレレビュー・内容・結末

三人の女(1977年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

とりあえず、超プリティな双子ちゃん達よりお前らの方が不気味だからと声を大にして言いたい(それぞれの作品の印象のせいもあるけど)。不等号記号な関係の三人の女、それぞれの願望とイニシアチブのバランスは水中かはたまた羊水の如くにグラグラしまくる。全員銃の扱いは上手くなった"姉妹"の様な女達。でもスッキリさっぱり補完する為には邪魔な奴がいると、なんともフェミってる感じで恐ろしげ。そこから上手いこと明るい家族計画できたので良かったじゃんと。もしくはラストが現実のジャニス・ルールの見ていたサイケな夢オチか。どのみち男はいらんって感じで怖い。まぁ正しい解釈はよく分からんけど、なんだか逆にリンチっぽいアルトマン作品。映像もなかなか。良作。
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