30分と言う短さでぎゅっと詰まっていた。
途中途中で、心許ない言葉や視線を投げられるたびに、水槽の中にいる描写が良かった。シャットアウトしていくような。。
エンディングの街を歩く際に、東京って外…
孤高。人と自分は違うという「世間一般の」偏見じみた常識と戦うことを強いられたことの苦悩。
水槽の水の音が印象的だった。うつ病の人の手記で、自分の周りに薄いビニールの膜が張っているというような表現を見…
34分というのが、個人的にちょうど良かった。これ以上、この濃さの内容を観るのは疲れてしまう。
周りの人達の反応がとても自然。トランスジェンダーに対して、今は偏見を持つ方が格好悪い風潮があり、みんな…
マジョリティのためのものではない、等身大のトランスジェンダーの苦しみや葛藤が自然に描かれていて、「こんな作品をずっと待っていた」と思ったし、こうした作品が邦画でようやくつくられたことを祝福したい気持…
>>続きを読む悪意のない無知によって痛みを感じる日常、カミングアウト前の恋に向き合うエモさ、昔なんとか居た居場所とこれからの生き方。
わすが34分の綺麗な作品で、もっともっと見たかった。
トランスジェンダー役を…
舞台挨拶で、千秋役の広畑りかさんが
"当事者が長い時間をかけて悩んできたことを、周りの人はカミングアウトの瞬間に処理するのは難しい"
的なこと言ってて(うろ覚え)まさにその言葉に全てが詰まってる…
何度も感想書こうとして
やっぱ的外れな意見になるかなぁと
消してを繰り返してたけど
何を言っても偏見になっちゃいそうで
作中でも悪意無いセリフが
当人からは、うっせーうっせーうっせーよ
になるのだ…
水槽の販売とセッティングを仕事とする彼女の歩む街並みや、その瞳に映る人々の姿が不意に遠のく。
「ねぇ。もしかして、男性?」と、悪気ないひと言には心もなく、たやすくリアルの皮膜を引き剥がす。水槽のガ…
みのむしフィルム