作品は受け手に届いたときに………
発掘モノとしてはストーンズによる
『ロックンロール・サーカス』がある。
ビートルズの『ゲット・バック』同様、マイケル何某が監督した、封印＆伝説作品🎁🍏🎁
高畑勲、ロバート・エガースがそれぞれ
『かぐや姫の物語』、『ライトハウス』を(明らかに過去のモノを)私たちに届けたとき、時が止まった物語は、続きモノ つまり ナラティヴへと転ずる🎁🌕🎁
誰も負けてなんかない…
だからこそスライ&ザ・ファミリー・ストーンとザ・バンド(あ、話します)
大好きすぎるぅぅ❤️❤️
まずSly & the Family Stoneの「Everyday People」(1968)を(おそらく)2017年のこの世界のどこか、片隅は、アパートの屋上で、演奏している最高のブツがあるのでご覧なさい🎨
https://youtu.be/3A31s7K0OCQ
さいこ〜〜
そして映画のSly & the Family Stoneの姿や、｢Stand!｣(1969)に代表されるSlyの（?）挑戦(？)の歴史を想い浮かべて、｢でもSlyたちがやってたコトは、いま また必要とされてるし、私たちのニーズに合ってるよ｣とフィールしてみるのも好いかもしれませんね🎨
ここから ちと複雑な音楽史を開陳 🔙
次に(アフロヘアーの)ディランをサポートした過去と未来を繋ぐバンド、その名もザ・バンド。ﾏｲ･ﾌｪｲｳﾞｧﾘｯﾄはディランが土台を作った「Tears of Rage」(1967-1968)です。その歌詞世界は間違いなくブルース・スプリングスティーンに継承されている。
とにかくカッコいい。
イケてる俺と加速する社会。だけど歪んでる。
どうして「格差」を生んでるのか……
どうして「格差」を生んでるのか……
どうして巻き込まれたのか… …… ………
https://spoti.fi/3qQZwjj 🔙
この割り切れなさ………
そしてなんと〈Slyたち〉が世界に魅せた 人種・性別混合の(音楽的な側面と社会･文化的な側面の)ハーモニーを､〈Bruceたち〉も数年後にやっている。きちんと継承されてた……🎷(70年代にはデキんじゃん..69年は不思議な年だ..いや69年の軋轢があったからこそ弁証法的に可能となったのか.. Talking Headsが登場するまであとすこし)
https://youtu.be/ajbJqfNS0aA 🔙
MC5についても、1969年なので🎤🥁🎸
かの歴史的名盤『Kick Out the Jams』(1968-1969)の冒頭のMCがコレ。久保憲司さん訳。
ブラザーズ・アンド・シスターズ
手を上げてくれ。
俺はお前らの手をみたいんだ。
みんな騒いでくれ。
俺は革命をみたいんだ。兄弟。
ブラサーズ・アンド・シスターズ、
時は来たんだ。
お前がこの世界の問題となるか、解決となるか、決める時だ。
兄弟よ！決めなければならない。
たった５秒しかかからない。５秒で決めれる。
５秒でわかる。
お前がなぜこの惑星に生まれたかということが。
今が動くときだと。
今がやるときなのだ。
宣誓するのだ。
宣誓する準備は出来たか？
準備はいいか？
これが宣誓だ、MC5
このアジテートからのゴキゲンなロックンロールは、つまり、Sly-ismなのです（!）
https://spoti.fi/3AmB3FV
大それた革命ではなくて、ただただ正しく、生きる ソレだけ🥁
そんなMC5の「正しさ」は弟分のThe Stoogesの〈ファンハウス〉に遊びに行った時、ベジタリアンだった彼らに豆料理を出されて「肉食わせろ」とブチ切れたと言う有名エピソードから伺い知れます。現代の正しさとは、｢保守のように生活し、リベラルのように行動する｣なのではないか⁉️🛶
私の視界から消えつつあるGreta Thunberg(いやいやきちんと活動しておりますよ🪴【Fridays For Future】🖖) しかし大きなムーヴメントは個の集積、自発的な個の集まり、市民同士の連帯🖖1人では困難も多いが🖖1人から全ては始まる🖖 ーーー「それぞれの革命が観たいんだ」(上記のMCによるアジテートでも、その語り掛けに大歓声が上がったコトから、観客はあくまで “ 個 ” であり、デトロイトは､〈グランド・ボールルーム〉での､ﾑｰｳﾞﾒﾝﾄの波に乗った最強の2夜公演。しかし、デビルズナイトとハロウィンなので、どこまで個人の政治活動と紐付けられるかあれですが)✊🏿✊🏻✊🏼✊🏽✊🏾
世界中のGretaさんみたいな若者たちの集まりを、サポートする政治団体が1969年には存在した。それはBlack Panther Party、Youth International Party、White Panther Party(旧Trans-Love Energies Unlimited)だった（?）。
この映画のもう1つの主役は、当時のそういった政治だ📢
個人の政治参加を否定したバンドにザ・フーがいる(でてません) もしもスパイダーマンの新作映画からザ・フーというエレメント(でてません)が欠けていたら、間違い無く違う展開になっただろう🕸♫（だからこそ、いろいろ考えてしまう）
あの映画の幕開けに使われたNYのオリジナル・パンクスことトーキング・ヘッズの「I Zimbra」も決定打🕸🕸
何故なら、この80年代屈指のバンドは、｢白人がいまさら黒人に擦り寄るなんて、文化的搾取だ！｣と言われながらも、どこか “ 仕事 ” として白人や黒人が一緒に演奏している様に見える姿が、あまりに感動的♫♫
…それは60年代にスパイダーマンが鼓舞し続けたビートルズ世代が、80年代にしがないサラリーマンとして生活している中で、大学中退とか「ドロップアウトの若者革命」が敗北しても、市民としての闘いをやめはしないという、インテリ・バンドだったから🕸♫🕸♫
では現代のフィメール・アーティストがリファレンスとした「Psycho Killer」(1977)と、その現代的解釈の2つのリンクを🎁💔🎁
https://youtu.be/jzIuZ-mrIL0
https://youtu.be/NZKXkD6EgBk
脚本賞受賞🎊エメラルド・フェネルによる🪞
💋『プロミシング・ヤング・ウーマン』💋
いくつかのテーマ＆モチーフで流れる
先駆的なナラティヴ ﾃﾞｨｰﾝ(学部長)ウォーカー
ココに訪れる “ 🅟erfect Ⓚarma ” シーンは
しゃいこ〜〜 だけれども
その後の場面展開
道路上でヤラかしてしまう
そして頭を抱えてしまう
あそこまでのシークエンスと考えると
あの映画、ホンモノでした🎁🍏🎨🖖🎁
“ Look HOW EASY it was.
I guess you just had to think about it in the RIGHT WAY. ”
“ ご覧なさい、こんなに簡単なのよ。
正しい方途（正道）で考えればいいのに。”
そしてあのギャグ🎁😂🎁
頭を抱えるキャシー🎁🕳🎁
引きで撮るカメラ🪜🪞🪜
その前の
“You're right” × 3 の絶妙な心境の変化 🥲✊🏻✊🏼 (それを待ってから言うキャシーの言葉???)
総じてシャイコー!!! 🎞✊🏾✊🏿
もう！あの映画の話じゃないのに
話しちゃった！ 戻りまーす！！
時代によって(正しくも)埋もれるモノ・コトも
この映画のように新たな歴史として蘇るのですね。
言い方を忘れた……
ここ数年、いくつもあった…
「あ、れ、歴史健忘、し、症、だっけか」
ニーナ・シモンが登場するラスト20分が本当のクライマックス 彼女が来て 歌って……
『ボージャック・ホースマン』シーズン1
自分自身が “商品” であるコトの弊害 最高の商品であるが故に社会から切り離されてしまったウマの話 ﾛｯｸ･ｵﾍﾟﾗを巡るep4とep11に託された
解放される ≒ (本来の)自分に “回帰” するコト
それは素晴らしい物語のテーマなのです🙏🏽🤲🏾🙇🏿♂️
ハーレムで 【マクベス】を成功させた Ｏウェルズが １人の人間となった様に …
Ahmir “Questlove” Thompsonが
人気者じゃなく … ん んん
彼は現在(いま)、ウッドストックとハーレム・カルチュラル・フェスティヴァルの両方に出演した唯一のバンドである スライ&ザ・ファミリー・ストーンに関するドキュメンタリーを鋭意制作中だそうです🎁🙌🏾🎁
めっちゃ頑張ってる（だれなの？）
この音楽ドキュメンタリー映画には1人1人の小さな革命が映し出されている。もしくはそれを代弁する表現が映し出される。それを初めて届けようとする プレゼントを開けようとする瞬間の喜びが映し出される。それに さらに背中を押され、ジョージア大学の1人きりの学生寮で、文字通り上からの圧力を受けながら闘った黒人女学生の小さな歴史が刻み込まれている🎁🎁🎁
正史と言うのは卑怯だ（?）
敗者の歴史は忘れ去られるから（?）
｢歴史｣と言う一種「恣意的」な事物を別々の視点より組み合わせたり、敗者の「声」とMix / Remixしてみたり、繋げて、複雑に、喜びと悲しみが入り混じらなければ観えてこない “真実” がある🪞🪞🪞
このレビューにも終わりは来なそうだ…
https://spoti.fi/33G8G9P
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<<< 🅜🅔 ⓈⓁⓎ🐀 >>>
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