アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞受賞、メタスコア96(!)の超高評価作『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』(21年)観了。ウッドストックと同年、1969年の夏に開催された「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」の記録映像が発見されたため製作されたドキュメンタリーでThe Rootsの?uestloveが初監督。ブラック・ミュージックのミュージシャン界隈では知られたフェスでゎ?と思いきや、?uestloveも知らなかったらしく、コレゎ歴史的発掘だったんだナ!
フェスの主催者トニー・ローレンスにとっては3回目の同フェスだったとのことだけど、以降毎年開催を試みるも資金難で74年が最後の開催だったらすい。折角の映画化で彼の消息も探られたけど行方不明で恐らくは故人とのこと…
映画の識者は高解像度での映像復元を絶賛してて、確かにそれもスゴいけど、黄金期ブラック・ミュージックの偉大なミュージシャン達の名演奏が観られて胸熱♪
Stevie Wonder(序盤と終盤に出てくるのがニクい)とSly and the Family Stoneは私的にハイライトだけど、当時既にヴェテランだったB.B. KingやMahalia Jacksonも味わい深い。Mavis Staplesは頑なに声だけの出演。そしてトニー・ローレンスの嗜好と思われだけど白人音楽寄りのグループや中南米のグループも演奏してて先見の明だと敢えて云いたい(インタヴュー出演のLin-Manuel Mirandaの人選もイイ!!)。
真摯なミュージシャンである?uestloveのThe Rootsはデビューからずっと追い掛けてたけど、14年からアルバム出してないのか…
そして?uestloveはどーゆー訳か『おしゃれキャット』実写リメイクの監督に予定されて〼…(汗)