強迫性障害の二人のラブコメ。
同じ障害を抱える二人が出会って、苦しみは半分、楽しさは倍増。
誰でも幸せなときはこのまま変わらずに続いてほしいと願う。
ただこの二人には何も変わらないが呪縛になっていく。
片方の障害が消えるというわかりやすい変化。
そもそも障害あるなしに関わらず、何も変わらずに生きていく方が余程難しい。
よくあるストーリーなのだけど、前半のコミカルでポップな印象が強くて、すれ違っていく様子にも目が離せなくなる。
ラストの彼女の言葉が核心を付きすぎて、思わずうなってしまった。
見終わったあとしばらく呆然として脳内整理が追いつくのに時間かかった。
こういう対比のある映画好きです。