このレビューはネタバレを含みます
まさかの本家を見てないのに視聴。
最初の30分はワンカット長回しのゾンビ映画を撮る映画。その後ゾンビ映画を撮る映画の映画になる。その空間に映画を撮っているカメラマンが3層存在している構造の面白さがあった。
序盤の30分はよくあるフランス映画のシュールコメディ的な感じで嫌いでは無いんだけど、このある意味退屈な30分の中のセリフ、カメラアングル、役者の流れでの小さな違和感のフックによって後半からのメタ的な面白さが際立っていた。
一番アホそうなゾンビ役の役者が1番意識高いのは面白かった。娘が好きな映画監督の要素をすぐに取り入れる監督も最高。
この映画の面白さは構造にあると思うので本家とほぼ変わらないのであれば評価は少し下がると思う。本家を見たい。