ちゅにちゃん

祈り 幻に長崎を想う刻(とき)のちゅにちゃんのレビュー・感想・評価

2.8
長崎への原爆投下により浦上天守堂が大破。信者や市民の浦上天守堂の保存要請も虚しく、取り壊しが決定。キリスト教徒で看護師の主人公が大破した浦上天守堂に立像されていたマリア像を取り壊される前に運び出す事を決意し実行するヒューマンドラマ。明治政府がキリシタンに加えた迫害に加え、被曝した長崎市民への心ない差別。7万人とも言われる爆死した人々のおびただし遺体の数々が無残で、原爆の持つ非人道的な残虐さがとてもリアルに描かれている。今年も76回目の終戦記念日を迎えた。原爆の残虐性を訴えるだけではなく戦争そのものの非人道性を世界に訴えていく事の重要性を改めて感じた。