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祈り 幻に長崎を想う刻(とき)のVOTのレビュー・感想・評価

3.1
うーん。

もともとの戯曲は未見。映画を観ただけの印象ですが、非常に残念な感じでした。途中までは並だったんですけど。

どうしてもメッセージ性を強めたいのか、反戦や原爆投下に関して直接的に言及する台詞が連発される不自然なシーンがままあり、発するキャラクターにそぐわない感じがするのもあって、何かに言わされている感が半端ないです。

ラスト近くの超展開は本当に意味不明でした。キャラクター配置は好みだったので、彼らが、もっとこう『たかが壊れた像』に振り回される人々みたいな感じの見せ方でよかったのではないかと思います。

ホント、残念でした。
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