戦時中・戦後を舞台にしたカトリック教徒として長崎に生きた人々のお話。
映画というより観劇を映像にしたような、夜のNHKで放映されていそうな作風。それもそのはず長崎原爆で倒壊した浦上天主堂遺構の取り壊しがささやかれる中、マリア像を盗むカトリック一味に焦点を当てた舞台劇「マリアの首」を映画化したものだそう。
初見。
7万4人の人の命が一瞬にした奪われた原爆投下、その後被爆者として苦しみながら生きていく中、思い思いに生き抜く人たちのお話。
なかなか一部始終重い空気感が漂う作品。歴史の一片を知るのにはよい。