ラーチャえだまめ

ベネデッタのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

ベネデッタ(2021年製作の映画)
4.0
『「“性”を茶化さず“神”茶化す。」』




どーもどーもラーチャえだまめです。早速ですが本日はコチラの映画を拝見させて頂きましたー


……三苫も1ミリ滑り込み【ベネデッタ】。いやーずっと見よう見ようと先延ばしにしていた1本、監督は自らの性癖を爆発させてハリウッドから追放された男(ウソです)鬼才ポール・バーホーベン。「氷の微笑」や「エル」など女性を主軸にした作品を好む性癖……失礼しました御年84歳、まだまだ現役バリバリの反り上がるフィルムメイカー魂は衰えることを知らずな彼が今回その性癖の“原点”とも言えるかもしれない??


「17世紀の修道院で“レズビアンカップル”が実在した!?」


修道院といえばまさしくイエスキリストのアメェーン……しかし当時女性同士の恋愛など流石のキリストもYESとはいかんわけで、、、、秘密裏に愛し合った2人の修道女の「裁判記録」から着想を得たという、許されない禁断の恋の行方は如何に___を「18禁」で壮大にスクリーンでブッ掛けてくれt、


マリア様もジーザス!?この時代にこのようなアダルトグッズが普及していたのかは熱海の秘宝館に問い合わせなければわかりませんがベネデッタの6畳ひとまのワンルームにバルトロメアの指は太すぎた!?そこで“営み活性化活動”の一環としてベネデッタが実家から持ってきた家宝のマリア様の置物をどうせ棚の引き出しにずっと眠ってんだからと先っぽを尖らせ玩具にリサイクル……この時代からSDGsに取り組んでいたとはクワバラクワバラ


そんな母親を愛液まみれにされ溜まったもんじゃないキリストと思いきや……お股がツルツル〜?まさかのキリストの“女子化”。これはベネデッタが作り出した「都合の良いキリスト」で、バルトロメアとの恋愛は御法度だとわかってはいるけど、欲情に身を委ねたい、ならば自分の作り出した「都合の良いキリスト」から「許し」を得ればいい??そしたら問題ナッシング!!!って勝手な自己解釈をした結果。これがですねぇーキリスト=神は我々にとって「都合の良い」存在という意味を暗に孕んでいると言うか。聖職者だって自分にとって一番「都合の良い」神を崇んで時に自分の身が危うくなれば神の名のもとに自分を正当化する。「祈る者だけが救われる」なんて都合良すぎっしょ?



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https://www.edamame-movie.com
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