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べイビーわるきゅーれのatamatamaのレビュー・感想・評価

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)
4.2
のほほんと観れる。アクションはオマケ程度で良き。ラストのアクションは、泥臭い感じが良かった。頭突きのシーンは声出そうになった。まひろとちさとの他にも、ひまり良いキャラしてるな。程良く腹立つ。作品全体の何気ない会話のシーンがツボ。最初のコンビニでのシーンは妄想やったのに、ちさとのバイトでの出来事はマジなんかい!って笑ったわ。ああいうバイトいるよな。説明する責任を放棄して、キレたいだけの人っているわーって、共感が止まらんかったわ。鍋食うシーン好きやわー。ちさとの落ち着きない感じ、ネチネチしてるまひろの感じがよく出てる。やっぱり世の中は共感で出来てまんな。どんだけぶっ飛んだ設定でも、キャラクターに共感出来れば、案外受け入れられるな。コントに近い映画やな。もっと2人の日常を見たいって思っちゃった。まひろが「エンドロールスキップすんなよ」ちさととひまりが、「LINEで良い?」「勿論」「QRコードで良い?」日常ですなー。俺もまひろの気持ち分かるなー。この社会で生きて行くの難しいって思う事ばっかりやわ。現実は難しいわ。分かるー。メイド喫茶の姫子もリアルよなー。でっけー甘いパン食べて、腹満たすの。まひろが生きづらいから、普通に生きてる人を見て、やっかんで、挙句には否定してしまう気持ちも分かるなー。まひろが最終的に、自分の生き方は変えれないし、社会とも向き合いたいとも思わないけど、大事な人には向き合っていきたいって謝罪するシーンは、泣いちゃったな。すげー分かる共感の涙やった。そんな人多いんじゃないかな?あるあるまみれ、日常会話まみれな映画やのに、起こる出来事は非日常。ラーメンズが言ってた、「非日常の中の日常」ってやつやな。面白かった。近場では一切上映してなかったから、ようやく観れた。高評価なのも納得やわ。2やるみたいやけど、どうなんねやろ。8話くらいのドラマで見たいかも。
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